QR Reader
QRコードを読み取る前に確認すべきこと|安全・失敗・判断基準まとめ
2025-12-09
結論:この3つだけ守れ
1. URLは開く前にテキストで確認 2. 不明なWi-Fi QRは接続しない 3. 印刷物は入稿前に必ず検証
QRコードの中身確認は QR Reader で。この記事は「どう判断するか」だけ。
即決チェックリスト
街中・メールのQRコード
- URLをテキストで確認したか
- ドメインは想定通りか(example.com と examp1e.com の違い)
- 短縮URLなら展開して確認したか
- 怪しいと思ったら開かない
Wi-Fi QRコード
- SSIDは施設の案内と一致するか
- 暗号化方式はWPA/WPA2か(WEP、なしは危険)
- QRコードがシールで上から貼られていないか
- 怪しいと思ったら接続しない
印刷物のQRコード
- 本番環境のドメインか(dev.example.comではないか)
- テスト用パラメータが残っていないか
- 短縮URLの期限は大丈夫か
- スマホで実際に読み取れるか
なぜ確認が必要か
スマホカメラの落とし穴
スマホでQRコードを読み取ると、URLなら即座にブラウザが開く。
「開く前に確認する」手段がない。
街中のQRコード、メールに添付されたQRコード、知らない人から渡されたQRコード。全部同じ動作をする。
実際に起きている被害
| 手口 | 内容 |
|---|---|
| Quishing | フィッシングサイトへ誘導するQRコード |
| 正規QRの上から貼り替え | 駐車場の支払い機、シェアサイクルなど |
| 短縮URLで偽装 | bit.ly等で実際の遷移先を隠す |
| Wi-Fi QRで偽アクセスポイント | 同名のSSIDで中間者攻撃 |
2023年以降、QRコード経由のフィッシング被害が急増している。
URL型QRコードの判断
確認ポイント
| ポイント | 確認内容 |
|---|---|
| ドメイン | 想定通りか(1とl、0とOの違い) |
| サブドメイン | login.bank.example.com.evil.site のようなパターン |
| 短縮URL | 展開して確認(別のサービスで可能) |
| HTTPS | 暗号化されているか |
安全性チェックの見方
QR Reader はURLの簡易チェックを表示するが、これは参考情報。
| 表示色 | 意味 |
|---|---|
| 緑 | 明らかな問題は検出されなかった |
| 黄色 | 注意が必要な点がある |
| 赤 | 複数の注意点がある |
緑でも安全とは限らない。赤でも正当なサイトの場合がある。
怪しいと思ったら
- 開かない
- 発行元に別の手段で確認
- 「〇〇 詐欺」で検索
Wi-Fi型QRコードの判断
リスク
- 正規QRの上から偽物を貼り付け
- 同名SSIDの偽アクセスポイントに誘導
- 通信内容を盗聴される可能性
接続前の確認
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| SSID | 施設の案内と一致しているか |
| 暗号化方式 | WPA/WPA2か(WEP、なしは危険) |
| パスワード | 施設の公式情報と一致するか |
怪しいサイン
- QRコードがシールで上から貼られている
- 施設の案内と異なるSSID
- 暗号化が「なし」または「WEP」
怪しいと思ったら接続しない。施設スタッフに直接確認。
印刷物のQRコード
詳細は 印刷物のQRコードを入稿前に確認する を参照。
よくあるミス
| ミス | 原因 |
|---|---|
| dev.example.com | テスト環境のまま |
| ?utm_source=test | テスト用パラメータが残っている |
| bit.ly/xxxxx | 短縮URL発行者が退職、管理不能に |
| QRコードが読めない | サイズが小さい、コントラスト不足 |
入稿前の確認フロー
- デザインデータからQRコード部分をスクリーンショット
- QR Reader で読み取り
- URLがテキストで表示される
- 本番URLと照合
名刺1,000枚、チラシ10,000部。刷り直しのコストは大きい。
読み取れない場合
詳細は QRコードが読み取れない時の対処法 を参照。
まず確認すること
| 原因 | 対処 |
|---|---|
| 画像がぼやけている | ピントを合わせて再撮影 |
| QRコードが小さすぎる | 近づいて撮影、トリミング |
| 斜めから撮影 | 正面から撮り直す |
| 光の反射 | 角度を変える、フラッシュOFF |
このツールの位置づけ
QR Reader は「読む」と「開く」を分けるためのツール。
提供するもの
- URLをテキストとして表示
- Wi-FiのSSID・パスワードを接続前に確認
- 印刷物の入稿前検証
提供しないもの
- 「安全」か「危険」かの断定
- フィッシングサイトの自動検出
- マルウェアスキャン
最終判断は自分で行う。
まとめ
| 場面 | 判断基準 |
|---|---|
| 街中・メールのQRコード | URLをテキストで確認してから開く |
| Wi-Fi QRコード | SSIDと暗号化を施設案内と照合 |
| 印刷物のQRコード | 入稿前に本番URLと照合 |
| 怪しいと思ったら | 開かない、接続しない |
「読む」と「開く」を分けるだけで、リスクは大幅に下がる。
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